東野 圭吾 『さいえんす?』 - ゆる~り、ゆるゆると~

東野 圭吾 『さいえんす?』

『ようこのちゃんこ風主婦日記』のようこさんが、
東野圭吾著 『さいえんす?』というエッセイを紹介していました。

歴史が分かればなぁ。

面白そうだったので、ようこさんのアフェリエイトのリンクから
購入して読みました。

さいえんす?
さいえんす?
posted with amazlet on 06.05.05
東野 圭吾
角川書店 (2005/12)



東野さんが売れっ子作家ということも、直木賞を受賞したこともさすがに
知っていましたが、工学部電気工学科卒のエンジニア出身だということは
知りませんでした。

へぇ~、実は私も恥ずかしながら、工学部電気工学科卒なんですよね(^^::
卒業はしたんですけど、電気工学が身についていないんで、胸を張って
言いづらい、ごにょごにょ。。。
社会に出てから、あまりにも基本的なこともわかってないために、
「Kisakoさん、それでも電気科???(゚o゚)!」
とからかわれたりもして(爆)
この件については、つっこんではだめです。
それから、電気科と電気屋は違うんで、電気製品直せるわけじゃ
ありませんのであしからず~(^^;;

この『さいえんす?』、理系作家の視点で書かれているということで
興味深く読みました。

2004~2005年の雑誌「ダイアモンドLOOP」「本の旅人」に掲載された連載を
収録したものなので、出てくる時事ネタもまだ記憶に新しいものでした。

ちょっと意見が違うと思った話は、最初に『擬似コミュニケーションの罠』
というエッセイがあって、それはタイトルに罠とあるように、
ネット社会に潜む危険な面を述べていて、見ず知らずの人間から送られて
くる文章を鵜呑みにする神経が理解できないとあるんですけど、
私はそれは必ずしもそうともいえないなあと思っています。

出会い系サイトでの殺人事件でも起これば、そりゃ大きく報道されるし、
ネットには、危険な面もあることは充分知った上で利用しなければなら
ないのはもちろんです。
でもじゃあ、どこのだれそれさんかわかっていれば安心で、
ハンドル名 ABCさんしかわからなかったら信用できないのか?

出会い目的の場合は良く知りませんが、普通に共通の趣味で仲間に
なりたいと思った場合、コミュニケーションを重ねていけば、
その人がいい人かどうかはわかるもんだと思います。
逆に最初に外見、名刺などから入らなかったからこそ、
友達になれたんだなあと思うパターンもあります。
年代の違う人とは、ネットからの方が友人になりやすいと
感じています。

実際に私はネットで知り合った仲間でオフ会をしたこともあった
けれど、どこのだれそれなんて知らなくても充分楽しく遊べました。

東野さんには、ネット恋愛なども信じられないことでしょうね。
私はそれも否定しません。文字から入る恋愛ってアリだと思います。
私はネット恋愛をした経験はありませんが、文体からぐっとひきこまれて
しまう感覚はわかります。実際に結婚まで発展したケースを4組知って
います。彼らが、擬似コミュニケーションの罠に落ちたとは思わないです。

ちょっと負の部分を強調しすぎている気がして、正の部分も
もう少し書いてもらいたい気がしました。

他の話題で面白かったのは、文系人間は理系の世界を理解しようだなんて
思っちゃいないってところ。

エンジニア時代の仕事を聞かれて、まじめに答えようとしても、ちゃんと
聞いてくれない、ちょっと聞いてみたいだけなので、今では
「まあ、いろいろと研究する仕事です。」
とだけ、答えるようになったとか、小説の中で工場の生産現場のことを
詳しく書いたら、そこはカットしたらと編集者に言われたとか。。。

あはは、そういう面はあるかもしれませんね。
私でも多かれ少なかれ、文系と理系の違いは感じますしね。


東野さんのミステリーは読んだことはないのですが、
ちょっと読んでみたくなりました。


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